「つくば環境フォーラム」では、平成21年度から23年度までの3年間、＜地球環境基金＞の助成を受けて、筑波山の自然を守り未来に伝えるため、筑波山を訪れる小中学校の生徒や観光客を対象にインタープリテーション（ガイド）ができる人材の育成事業に取り組んでまいりました。また、ミュージアムパーク茨城県自然博物館などの協力を得て、ガイドに必要なリーフレット、パネル、ハンドブックなどを作成しました。これまでに約５０名の「筑波山自然インストラクター」が誕生し、継続的に活動しています。


　この3年間に、モデル事業として、小学校７校および自治体からの依頼の３団体を対象にガイドを実施し高い評価をいただきました。その後も、筑波山での学校の自然ガイドを継続中です。また、毎年秋季には一週間にわたり、筑波山頂にて「筑波山の自然展～筑波山博士になろう」　展示と自然入門野外ガイドを、実施しています。つくば市との共催ならびに茨城県自然博物館の協力で、動物はく製やジオパークの展示などの多くの展示や季節の写真展、ネイチャークラフトの体験など内容も豊富です。毎年、約千人の来訪者があり、筑波山の自然を楽しく学んでいただいています。

例年10月第2週の火曜日から翌週月曜日までの7日間
ケーブルカー山頂駅２階休憩所が会場

平成23年度の事業として、『筑波山自然インストラクター　ハンドブック』を作成しました。このハンドブックは、「おたつ石コース」、「自然研究路」及び「男体山登山コース」を例に、その歩く道順に沿って観察できる筑波山の動植物や地学などの自然について、美しい写真とイラストを使って詳しく・わかりやすく説明したものです。遠足を計画されている小学校など教育関係者に限定して無償で配布しておりますので、「つくば環境フォーラム」までお問い合わせください（在庫が少なくなっていますので、なくなり次第終了となります）。

　筑波山で3年間実施したインストラクター養成事業の成果としてまとめたハンドブックを販売用にリニューアルしました。筑波山の自然のことががよくわかると好評です。貴重な動植物や自然の美しい写真がたくさん収録されています。価格は、700円+税で、販売場所はトップページのお知らせ欄をご覧ください。

つくば環境フォーラムへの連絡

　小、中学校および団体などで、筑波山を登山する際に「筑波山自然インストラクター」を利用したいとお考えの場合は、「つくば環境フォーラム」までご連絡ください。日程、要員、配布資料などを相談させていただきます。
　また、「つくば環境フォーラム」では、茨城県自然博物館による協力・監修のもとに、小学校高学年を対象にした「筑波山の自然」のリーフレットを作成しました。内容は、「筑波山の自然観察」、「筑波山の春の自然」、「筑波山の夏の自然」、「筑波山の秋の自然」の4種類があります。これら資料の利用も合わせてご検討ください。

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