黄金色に実った田んぼ、囲む雑木林、涼しげな沢の清流、たくさんの生きものがいる豊かな自然。私たちの田んぼがある筑波山麓（すそみ）田井地区は、筑波山麓にあって、景色の美しい里山です。つくば環境フォーラムでは、平成18年度より、谷津田の自然環境や自然と共にある文化をぜひとも未来へ持続させたいと願い、田んぼの生きものと共存する米づくりに挑戦しています。

谷津田の田んぼには、各種の水生昆虫や魚類、水辺と森林を行き来している動物やそれらを餌をとする鳥類などが、たくさん見られます。私たちは米づくりをしながら、そこに暮らす様々な生きものたちとの出会いを楽しんでいます。たくさんの子どもたちに米づくりの体験や生きものとの触れ合いの場を提供することが、この田んぼを続けていく大きな目的のひとつです。体験付きオーナーになって親子で田んぼで活動しませんか？

　田んぼの活動は田んぼボランティア、田んぼオーナー（体験付きオーナー、企業オーナー）、支援者の皆さんのご参加とご協力で成り立っています。谷津田の耕作には人手がかかり、収穫量も平地の田んぼほど多くはありません。そのため、農業者の高齢化に伴って谷津田は各地で放棄されています。田んぼとして維持しなければ、田んぼの生きものたちのすみかが無くなってしまいます。沢水で育ったお米はとってもおいしいですよ。田んぼの活動に参加することで、人も生きものもハッピーになれたらいいなと思います。ご参加お待ちしています。

沢水で育てる谷津田の米づくりを一緒に楽しみたい方を募集しています。
無農薬です。肥料は有機肥料を使います。安心で美味しいお米づくりと、生きものと共存する田んぼ管理について、試行錯誤しながら共に楽しく学んでいきましょう。

【対象】高校生以上
【ボランティア登録】ボランティアになるには、「つくば環境フォーラム」の会員登録が必要です（準会員２，０００円/年）。また、社会福祉協議会のボランティア活動保険への加入もお願いしています（350円/年）。

【作業内容】稲苗づくり、田植え、補植、草取り、肥料づくり、肥料まき、水路やため池の整備、土の畔づくり、イノシシ柵づくり、おだがけ、脱穀、周りの森の間伐、粗朶づくりなど

　「すそみの田んぼ」は、田んぼと里山の森がつながっていて、ホタルをはじめとするたくさんの生きもののすみかとなる昔ながらの谷津田です。「すそみ」の環境全体が一体となってビオトープとして機能することをめざして、整備しています。オーナーになって豊かな里山の自然を守り育てる活動に、ご参加ください。米づくりの体験と生きもの観察ができます。収穫したお米の配分もあります（全体の収穫量によって配分量は増減します）。
※田んぼのオーナーをご希望の企業様は、お問い合わせください。

【令和３年度　体験付きオーナー】　※トップページに案内があります。ご覧ください。

「すそみの田んぼ」の支援者となって、生きものの棲みかの存続と子どもたちの体験学習の場としての維持を応援してください！

田んぼ支援金１口　５,０００円　　６０口募集　　（ お米の送料別途 ）
　苗代、肥料代、維持管理のための機械作業委託費、資材の購入費などに充当します。
　全部の田んぼで有機肥料、無農薬での米づくりに挑戦しています。また、田んぼの生きものに配慮して、米づくり計画を立てています。
※お米は、収穫量に応じて配分されます。天候やイノシシ被害などにより、少なくなってしまう場合もあります。谷津田の存続への寄付として、ご協力ください。
※ご支援いただける方は、つくば環境フォーラムまでご連絡ください。

【令和３年度　支援者募集】　※トップページに案内があります。ご覧ください。