田んぼの生き物レスキュー隊  活動の報告
 
●4月8日(土) 「谷津田再生プロジェクト 生き物調査とビオトープづくり」
 
今年度から新しく始まった「谷津田再生プロジェクト」。
 谷津田の美しい自然環境や景観を守るため、谷津田での米づくりに挑戦します。
 今日は実際に生息する生き物調査を兼ね、谷津田の泥をさらってビオトープづくり。
 泥は思ったよりも重く、かなり大変な作業でした。
 しかし、ホトケドジョウをはじめ、たくさんの水生昆虫を発見。
 谷津田の自然環境が豊かであることを改めて実感しました。
 

●5月13日(土) 「谷津田再生プロジェクト 田植え@」
 
今日はコシヒカリの田植え。
 地元の森田さんのご指導のもと、機械を使わずに人の手で1つずつ植えていきます。
 慣れない作業にはじめは手間取りましたが、だんだん皆さん慣れてきたようす。
 でも途中から雨も降り出し、大変でした。
 皆さんのがんばりで2反5畝の広い田んぼの田植えが9割がた終了。
 どうもお疲れ様でした。
 

●6月3日(土) 「谷津田再生プロジェクト 田植えA」
 
2度目の田植え。今回はもち米のマンゲツモチ。
 あいにくの天気だった前回とはうってかわり、いいお天気に恵まれました。
 まっすぐに植えていくのは結構大変。
 みんなで声を掛け合って協力し合いながら作業を進めました。
 田植えの後は沢で遊んだり、梅の実を採ったり、充実した楽しい1日を過ごしました。
 

●6月10日(土) 「谷津田再生プロジェクト 畦草刈りと生きもの観察会・勉強会」
 
地元の方々との交流会をかねた作業と勉強会。
 区長さんのご協力で、地元の色々な世代の方が50人も参加してくださり、大盛況でした。
 昔からホタルが生息しているこの地域は、地元の方々にとっても思い入れがある場所。
 とても熱心な方が多く、「万葉の里保存会」を結成され、ホタル部会もつくられました。
 今後の活動にこうご期待!

●7月1日(土) 「谷津田再生プロジェクト 草取りと生きもの観察会」
 
夏が近づき、稲の生長とともに草もぐんぐん伸びていきます。
 完全無農薬の田んぼでは草の生長も著しく、おいしいお米を作るために草取りは欠かせません。
 今回はNTT労組の方々が大勢協力してくださり、今年田植えをしなかった放棄田の草刈りまでできました。
 地元の方々にも喜んでいただけ、このプロジェクトの目的が順調に達成されていき、とてもうれしいですね。
 

●7月29日(土) 「イノシシ対策(電機柵設置)と自然観察」
 
茨城最大の哺乳類、イノシシ。 筑波山にも多頭数生息しています。
 農作物をねらって山から下りてくるため、この地域ではイノシシ対策が必須です。
 その対策として効果があるといわれている電気柵を設置する作業を行いました。
 谷津田の周囲600mに杭を打ち込み、3本のワイヤーをはりめぐらしました。
 夏の暑さの中、厳しい作業でしたが、苦労して育ててきたお米のために、みんなでがんばりました。
 さて、効果のほどはいかに!?
 

●9月23日(土・祝) 「谷津田の稲刈りと生きもの観察会」
 
秋晴れの1日、いよいよ待ちに待った稲刈りです!
 足場が悪く、予定してたコンバインは使えず、すべて手刈りに。
 なかなか大変な作業ですが、収穫の喜びと貴重な体験を味わい、みんながんばっていました。
 7月にはった電気柵の効果はどうだったでしょう?
 残念ながら、9月半ばから柵を突破しての進入が続き、無残になぎ倒された稲の姿が。。。
 頭のいいイノシシとの知恵くらべ、来年以降の課題となりました。
 お昼ごはんは数日前に刈っておいた新米をいただき、米作りの喜びと苦労を実感!
 いろいろな苦労がありましたが、無事に稲刈りまでたどりつけて本当によかったです。
 

●11月11日(土) 「収穫祭」
 
時々雷も鳴る悪天候でしたが、おもちつきと鶏スープを楽しみました。
子どもたちは田んぼの生きもの探しも、雨の間隙をぬって楽しみました。
 参加者の記念写真です。※写真をクリックすると大きくなります。

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